イヌバーシティはクレートトレーニングにも対応しており、飼い主の指示を聞いて、自分から進んでクレートの中に入るようになります。
犬は本来安心できる場所が必要であり、クレートに安心して入れるようしつけることは、かわいそうなことではなく、むしろ犬にとって良いことなのです。
この記事ではイヌバーシティのクレートトレーニングの内容、失敗しないコツなどを紹介します。
愛犬のためにクレートトレーニングを成功させたい方、しつけを劇的に改善したい方必見です。
イヌバーシティのクレートトレーニングの概要
引用元:イヌバーシティ公式サイト
イヌバーシティは子犬と成犬に対応
イヌバーシティのクレートトレーニングは仔犬と成犬の両方にも対応、やればやるほど絆が深まるしつけ術となっています。
イヌバーシティのクレートトレーニングは強制的に行うのではなく、あくまでも自分からクレートに向かうようにするための方法です。
クレートとトイレは別もの
犬は本来穴蔵などに入ることで安心して生活をする生き物ですが、基本的にその場所は清潔でありまた他の匂いがしない場所となっていることが必要です。
トイレなどをこの中でしつけたいと言う人も多いのですが、基本的にはトイレは分けます。クレートの入り口を開けておくなどといった工夫をすることがポイントとなっています。
トイレとクレートの両方のコツをイヌバーシティで学ぶことができます。
自発的に行動させる
イヌバーシティは犬が自発的に行動することを助ける教材です。
罰や強制などを一切与えず、クレートが安全な場所だということを認識させるので、信頼関係を養うのに最適です。
イヌバーシティの内容は、クレートトレーニングに限らず、「犬について知る」「準備」「実践 基礎編 (具体的なしつけ12のうちのひとつがクレート)」「実践 問題行動編」と、愛犬のしつけの全てを網羅しています。
愛犬がクレートに慣れる3つのメリット
愛犬がクレートに慣れるメリットは3つ
- 愛犬のストレス軽減
- お出かけ中も安心
- ペットとの主従関係が築ける
①愛犬のストレス軽減
飼い主のそばが安全だと刷り込まれている場合、強い服従心やリーダーシップのある犬種は大きなストレスになることもあります。
クレートに慣れることで安心できる場所を得ることができ、ストレス軽減につながります。
その結果、ペットが良質な睡眠が取れたり、体調や機嫌も良くなり、物音に動じなくなることも多いです。
②お出かけ中も安心
旅行や買物に出かける時も「キャンキャン」鳴いたり、暴れたり、柵をかじることも無くなります。
静かに待てるようになれば、飼い主も安心です。運転中も安心して運転に集中できます。
動物病院に行く時も、ニオイを察知して他の犬と喧嘩にならずに済み、問題行動で慌てることがなくなります。災害時にも落ち着いて行動できます。
③ペットとの主従関係が築ける
クレートで愛犬が安心感を得るようになれば、愛犬も飼い主も精神的な余裕も出てきます。
そして、愛犬は飼い主にちゃんとコントロールされている感や尊敬の念を持ち、今まで以上に良い関係を構築できるはずです。
イヌバーシティのクレートトレーニングが失敗する可能性
イヌバーシティのクレートトレーニングはやり方によっては失敗する可能性もあります。その原因は、飼い主が愛犬の欲求に負けるパターンです。
慣れないうちはなかなか入りたがらず、無理矢理閉じ込めてしまったり、もしくはトレーニングを諦めてしまう場合も少なくありません。
時間をかけて継続する
それでは愛犬がクレートを安心な場所だと認識することができません。ある程度時間をかけて根気よく、安全な場所であることを認識させることが必要です。
同時に自由に出入りできる場所であると言うことも認識させることで、最終的には自分で出入りをしてくれるようになるため、効果的にトレーニングを行うことが必要です。
我流だと失敗に終わる
また、せっかくイヌバーシティを購入しても、我流を持ち込んでしまってトレーニングが失敗に終わることもあるようです。
イヌバーシティのクレートを成功させるためのポイントをしっかり学んで、焦らず忠実に実行していけば、きっとあなたの犬にも劇的な変化が表れるはずです。
イヌバーシティはクレート以外も8種類の問題行動に対応
イヌバーシティはクレート以外にも8種類の問題行動に対応しています。
クレートは「12の具体的なしつけが基礎編」の一つですが、そこで愛犬との信頼関係ができれば、次のような問題行動も克服できます。
- トイレのしつけ
- 甘噛み
- 無駄吠え
- 拾い食い
- 飛びつき
- 脱走
- 攻撃的な性格
- 食糞
これらの行動は自分の居場所に不満を持っていたり、飼い主との良好な信頼関係が築けていない場合に発生することが多いため、基本的には信頼関係を満足するような形にすることが重要です。
イヌバーシティは犬のそれぞれの問題行動そのものを改善すると言うより、愛犬との信頼関係やその不満の解消を優先的に行うことがポイントです。
これらの行動の裏には強いストレスや日常的な生活に対する不満などが蓄積していることが多いため、これらを除去することを中心にトレーニングを行っています。
イヌバーシティで愛犬と飼い主の良好な関係を築こう
繰り返しになりますが、イヌバーシティはクレートトレーニングに関わらず、愛犬との良好な関係構築を重視する日本一の「犬しつけ教材」です。
愛犬が飼い主を信頼し、安心できる環境だと認識することが様々な問題行動をなくすことにつながるほか、非常に飼いやすい状態になります。
クレートに入ることも自分の安心できる場所であると認識することが前提であると同時に「この飼い主の言うことを聞いていれば間違いはない」という、正しい意識を犬自身に持たせることが非常に重要なポイントとなります。
そのためには常に飼い主が自分を守ってくれる存在であることを理解させることが重要となるのです。
イヌバーシティではこの点をしっかりと理解することにポイントを置いており、関係構築のために飼い主自身も意識を変えることが求められるのがポイントとなっています。