イヌバーシティは数多くの問題行動の改善に役立ちます。たとえば、拾い食い、食糞、脱走、噛み癖、攻撃性の改善などです。
問題行動を引き起こす状態の犬は、分離不安やストレスからくる免疫の低下など、様々な病気を引き起こしかねません。
イヌバーシティを通して飼い主と愛犬のきづなを深めることができます。精神的不安を解消されれば、心身共に愛犬を守ることができます。
安心感や喜びを与えながら行う犬のしつけは、以下基礎的なしつけ、問題行動の矯正に加え、犬の健康を守り、そして品格のある愛犬へと変わります。
イヌバーシティとは?飯嶋志帆さんの経歴と開発経緯
イヌバーシティは犬の問題行動や悩みを改善できる犬しつけ教材です。DVDではなくパソコン・スマホからいつでもどこでも閲覧できます。
また、あらゆる犬種、仔犬・成犬に対応しています。愛犬との絆を深めながら実践ができ、犬のしつけ悩みを誰でも自分の手で解決できるように構成されています。
飯嶋志帆(いいじましほ)さんの経歴
イヌバーシティを開発したのは飯島志帆さんです。簡単にしほ先生の経歴を紹介します。
生まれた時から犬に囲まれて暮らし、アメリカ・テキサス州にある世界最大の訓練施設の「トリプル・クラウン・ドッグ・アカデミー」で学びます。
その後、犬訓練士・行動専門家の資格を取得し、成績優秀者・問題犬訓練部門のトレーナーとして選抜され、毎日20頭以上の犬を訓練した経験を持っています。
帰国後2010年犬の訓練施設兼ワンコ専用ホテル「ワンコ・ワークス」を開設し、述べ2万頭を預かり、今でも現役で犬のトレーナーとして活躍中。
しほ先生のイヌバーシティ開発経緯
イヌバーシティの開発経緯は、公式サイトに記載されています。
犬の表面的な問題を矯正するだけではなく、飼い主さんと犬とのコミュニケーションラインを開き、お互いの関係をもっともっと良くするお手伝いができたら、この上ない幸せだと思います。
引用:イヌバーシティ公式サイト
つまり、イヌバーシティは犬と飼主が共に幸せになるために作られた教材です。
トイレ以外のところで用を足したり無駄吠えをするといった問題行動に悩むのは飼主の知識が不足が原因。
正しいしつけを教材で学べるようにすることで、問題行動で飼い主から見捨てられた犬が保健所で殺処分されてしまうのを防ぐ目的もあります。
また、一度しつけをしても元に戻るワンコが多いです。イヌバーシティでは応急処置的な処置ではなく愛犬への「本物のしつけ」を施すことができます。
イヌバーシティで改善できる問題行動
イヌバーシティでは次のような問題行動のしつけができます。
- トイレのしつけ
- 拾い食いや食糞の改善
- 甘噛や無駄吠えの改善
- 脱走や攻撃性を無くす
- ごはん・おやつの待て
- 「だめ」「プレイス」「待て」「こい」ができる
- クレートトレーニング
- リーダーウォークが可能
では一つづつ解説していきます。
①イヌバーシティでトイレしつけ
犬の問題行動の一つである「トイレのしつけ」もイヌバーシティで対応しています。
用を足す場所をしっかり覚えさせないと、家の中にウンチやおしっこをされてしまうので安心して生活をすることはできません。
布団やソファーにされると汚れもなかなか落ちません。トイレ問題は、書籍はもちろん、犬のしつけ講座でも改善しないことも多いです。
トイレ失敗の損失は計り知れない
所定の場所でトイレできないと、後始末のために1日に数回×5分の貴重な時間が奪われます。そもそも、家の中もおしっこやウンチ臭くなるので大変ですよね。
飼い主が見ていないところで粗相をすれば、そのまま放置されて床板が腐ったり、ニオイが取れない恐れもあります。
成犬でもトイレのしつけができる
イヌバーシティでは子犬なら2週間ほどでしつけ完了。成犬でも正しい手順を踏むことで必ず解決できます。かかる期間は犬種や性格で異なります。
イヌバーシティでは主従関係・コミュニケーション・社会化をしつけの3大柱としており、その基本を理解して学べば、自分のやり方がもうできている成犬でもしっかりとトイレの方法を教え込むことができます。
そして、世間一般に飼い主が持つトイレのしつけについての誤解も説明をしています。トイレしつけだけ見ても、かなりの時短に役立つはずです。
トイレシーツよりも安い
イヌバーシティは24分割払いに対応しているので、1日30円以下で始められます。
トイレシーツは1日3枚使うと50円前後かかります。しかも、それが一生続くとなれば膨大な金額です。
1日でも早くイヌバーシティでトイレのしつけをした方がトータルコストは安く済みますね。
②イヌバーシティで拾い食いや食糞の改善
イヌバーシティは拾い食いや食糞の改善にも役立ちます。
食糞はただ汚いだけじゃなく、命に関わることだと知っておいて欲しいです。
道端は危険がいっぱい
散歩中の拾い食いはとても危険です。人間が捨てたものは、犬どころか生物にとって毒となるものも多数あります。
またビニール袋やプラスチックの蓋が喉に詰まれば窒息するかもしれません。他にも食中毒や、喉へ異物が刺さるリスクがあります。
食糞は寄生虫や病原菌を取り込む行為
それから、口にしてはいけないものを食べてしまう行動として食糞があります。それは次のような原因が挙げられます。
- 子犬だから
- 好奇心を満たすため
- 暇つぶし
- お腹が空いている
- 飼い主の気を引きたい
他の犬のウンチには寄生虫や病原体が含まれている場合もあるので、汚いだけでなく、場合によっては深刻な病気が感染ったり、生命の危険さえ及ぶ行為です。
イヌバーシティはそれを習慣化しないように、食糞の原因を突き止めて見かけても口にしないよう教育する方法も紹介しています。
拾い食いや食糞の改善で病院代が浮く
拾い食い、食糞が改善されれば、先程あげたリスクが減るので病院に行く回数も減ります。
動物病院は初診1,000円、各種検査で数1,000円かかるので、1回あたり3~5,000円ほどです。
拾い食いや食糞の度に体調を崩し、病院へ行くとなれば費用もばかになりません。
③イヌバーシティで甘噛、無駄吠えの改善
無駄吠えは成犬の前に治す
甘噛(あまがみ)や無駄吠えは、仔犬なら一度はやること。最初のうちは可愛いので許してしまいがち。
しかし、いつかは卒業させないと成犬でも癖が残ることもあります。イヌバーシティでは、叱るでも無視でもなく、正しい接し方と遊び方で治していきます。
無駄吠えは原因を突き止めて改善する
また、玄関のチャイム・外に向かって吠える・早朝から吠えるなど無駄吠えする場合もあります。
犬が吠える理由は様々。一律「叱って」直すのではなく、無駄吠えをしてしまう原因を探った上で、正しい方法で吠えることを止めさせて行きます。
暴力でしつけると信頼関係を無くす
無駄吠えや甘噛へ過剰反応せず、体罰を与えずに大人しくさせるための知恵をイヌバーシティで学べます。
手っ取り早く大人しくさせようと、怒鳴ったり叩いたりする飼い主もいますが、それは犬にとって恐怖でしかなく、飼い主の信頼を無くす行為です。
イヌバーシティはそのような状況にある犬をなくすための教材ですから、専門家のアドバイスに従ってしつけをしていけば、甘噛や無駄吠えを解消することは難しくありません。
④イヌバーシティで脱走や攻撃性を無くす
イヌバーシティは愛犬の総合的な問題行動を逐一改善することができる様々なトレーニング方法を盛り込んでいるため、脱走癖のある場合や攻撃性の強い場合も対応するプログラムが盛り込まれています。
脱走をする場合にはその環境に対して不満を持っていることが多いため、これを解消するような様々なしつけを行うことが必要ですが、そのためには安全な場所であることを理解させることが大切です。
また、攻撃性が強い場合には飼い主に対して不信感を持っているケースが多いため、信頼を得るために様々な方法を試してみることも必要となります。
イヌバーシティでは犬種に合わせて様々な方法を提案しており、またうまくいかなかった場合のサポートも用意されているので安心です。
⑤イヌバーシティでごはん・おやつの待てができる
イヌバーシティを使ってしつけを学べば、ごはんやおやつの待てを教えることができます。
待たせるのは、我慢させると同じで、しつけをする中で基本的かつ重要なことです。お座りでの待てを教える前段階として、ご飯やおやつの待てを教えると効果的です。
犬にとって食事は生きるための行動であり邪魔されたくはないことです。でも、主従関係が構築されていれば、飼い主のいうことを聞いてく待ってくれます。
最初の一歩となることができないというのは、目の前にいる人間を主人として認めていないことを意味するので、これから様々なことを覚えさせようとしても難しいでしょう。
特にまだ幼い子犬だと、本能のままにおやつやごはんを要求し食べようとしますが、イヌバーシティから教え方を学べば、どのような年齢や犬種であっても我慢をさせることが可能になります。
⑥イヌバーシティで「だめ」「プレイス」「待て」「来い」を習得
イヌバーシティでは、犬を制御するために必要となる「だめ」や「プレイス」、「待て」や「来い」を習得させることができます。
このような指示を適切に理解し行動する事は、犬を飼う上で基本的なしつけですが、うまくできない場合が多いのです。
これらを習得しない場合は犬自身に問題があるのではなく、飼い主の行動に問題があると言われています。その基本となるのが信頼関係です。
犬は自分自身が飼い主を守ろうとする気持ちが強くなる傾向がありますが、いざと言うときには飼い主が自分を守ってくれると言う信頼感を持つことでこれらの指示をしっかりと聞くようになります。
⑦イヌバーシティはクレートトレーニング
イヌバーシティはクレートトレーニングも含まれます。
クレートトレーニングを実践すれば、自らクレートに入るようになり、安心して休むことができるようになり精神的にも安定します。また、おでかけや災害時にも安心です。
詳細は別記事にまとめていますので参考にしてください。
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⑧イヌバーシティでリーダーウォークが可能に
リーダーウォークは犬が引っ張らずに飼い主の後をついていく散歩スタイルです。犬の散歩をする上で最も理想的な歩き方ですが、簡単なようでなかなか難しいです。
その理由は犬との信頼関係が十分に築けていないと言うことによるものです。イヌバーシティではこの問題を解決するための基本的なトレーニングを行います。
しつけは犬に何かを教え込むと言う認識が強いのですが、実際には犬が言うことを聞いてくれるように仕向けるのではなく、自発的に行動するようにすることが重要です。
基本的にリーダーウォークを上手に行うことができない場合には、飼い主に対する安心感を持っていない場合が多いのです。
飼い主に対して、信頼感を持つことができるようなトレーニングを行うのがイヌバーシティのポイントです。